占いの結果に納得できない時、あなたはどうしていますか?
「他の鑑定を聞いてみたい」「答え合わせをしたい」という思いから、別の占いサイトや占い師に改めて鑑定依頼するという方も多いのではないでしょうか。
ひと昔前は「信じないなんて罰当たりだ」などという意見もありましたが、今は病院やカウンセリング同様にセカンドオピニオンの利用はむしろ推奨される傾向にあります。
しかし、何度占っても「当たっていない」「納得できない」と感じたら…?
もしかして占う時、うっかりやってしまった「NG行動」が鑑定の精度を下げてしまっているのかもしれません。
そこで今回は、占い結果に納得できない人がしてしまいがちな「NG行動」について、具体例をあげて解説していきたいと思います。対処法についてもご紹介するので、併せてチェックしてくださいね。
目次
納得できない!占いの精度が落ちる「NG行動」って?
何度占っても、違う占い師を探しても納得できない人がやってしまいがちなNG行動。
それはズバリ、相談内容について聞かれ「嘘」をつく事です。
ここからは、具体例と併せて解説します。
見栄や恥ずかしさからつく嘘 (36歳女性 / Aさんの場合)
オンラインで知り合い、付き合う事になった彼。
しかし、遠距離な為、実際に会ったことはまだない状況。
ある日突然、彼からの連絡が途絶えてしまった…。
「会ったこともないなんて…」と言われるのが恥ずかしくて、占い師には「3回会った」と言ってしまった。
その他、生年月日などの情報はすべて正しく伝えています。
占い師には「2ヶ月後、二人の思い出の場所で再会の約束をしましょう」とアドバイスされたけれど、本当は会ったことがないので、そういった場所は思い当たりません。この鑑定結果にはどうしても納得できません。
この場合、二人が定期的に会っている事を前提に占っていることが、占いの精度を下げる原因となった可能性があります。
占いは利用する占術により、必要な情報は異なりますが(生年月日、姓名、出生地など)、それらの情報だけで結果を導き出している訳ではありません。
占術で分類された結果は大まかなものであることも多く(12星座やタロットなどが分かりやすい例)、占い師の「解釈や深く分析する力」が重要となるので、相談者は正しい状況を説明する必要があります。
もし確定情報だけの占いで良いのであれば、わざわざお金を払い占い師の手を借りる事は不要かもしれませんね。
自分の求める結果へ誘導する嘘 (42歳男性 / Bさんの場合)
ある占いサイトで、転職(独立・起業)して成功しますか?という相談をした。
独立したい!という気持ちは固まっていたので、その背中を押して欲しかったけれど「独立にはもっと準備が必要。2年かけてリサーチとパートナーをじっくり検討すべき」と言われてしまった。
独立を考え始めた直接の理由ではありませんが、過去に多少なりとも悩んだことのある内容です。
「まず、休職か退職を検討すべき。心身が整えば独立も成功のチャンスはある」というアドバイスをもらった。
その後、退職したものの、予定していた資金調達が出来ずに行き詰まっている。最終的な鑑定は外れたとしか思えないし、到底納得できません。
この場合、「占い師」としての見解よりも、相談者の心身への影響を危険視したアドバイスを行った可能性が高いです。
占いは当たることも外れることもあるツール。
もし、占いの結果が「2年後の起業が吉!」と出たとしても、今目の前に悩んで苦しんでいる人がいれば、ただ耐える事を進めるのではなく、人として確実かつ早急に救済できる方向を打診したのではないでしょうか。
悪意はなくとも、自分の求める結果へと誘導するような情報を追加する事は、占いの精度を落とすNG行動なので注意が必要ですね。
占い師の力量を試すための嘘 (56歳女性 / Cさんの場合)
先日、親族間での金銭トラブルに巻き込まれてしまったが、よく利用していた占いサイトでなかなか予約が取れず、新しいサイトと占い師を探していた。
スピリチュアルな雰囲気を感じられる「霊感・霊視」をつかった鑑定が好きなので、どの程度「視えている」のかも知るために、プロフィールは「男性」と偽って入力。
詳しい相談内容も伏せて相談したところ、性別に対して追及される事もなく「ご相談内容をお聞かせください」と返信がきたんです。
霊感・霊視ができる占い師さんを選んだのに、全然納得できません。
この場合、占術や占い師が「霊感・霊視できる範囲」と相談者の「期待値」の差が問題であると考えられます。
霊感・霊視能力があるといっても、その対象がオーラのように色や光で視える場合や、声や文字でメッセージを受け取る場合、また言葉では言い表せない感覚である場合など、そのパターンは様々です。
また、占術と霊感・霊視、相談内容を総合的に判断して鑑定している場合も多く「すべて視えるはず」と全占い師に期待するのは、納得できない占いの結果を招く要因となります。
さらに、今回「男性」と入力したプロフィールについても、相談者の「心と体のデリケートな問題」として捉えていたり、魂と繋がるタイプの占い師にとっては「性別」そのものが不要な情報だった可能性もあります。
このように、悪意はなくても嘘をついたり情報を故意に伏せることで、占いの確度が下がり、納得できないと感じる可能性が高まってしまうのです。
納得!質の高い占いを受けるための3つのポイント
それでは、納得できる占いを受けるためにはどうしたらよいのでしょうか?
押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
1プロフィールは正しく入力する
入力したすべての情報を占いに使うとは限りませんが、正しく入力することで占いがスムーズに進むのはもちろん、占いサイトから誕生月に特典がプレゼントされたり、占い師からメッセージが届く事もあるかもしれません。
間違って入力してしまった場合には、サポート窓口に問い合わせて訂正すると安心ですね。
2状況は客観的かつ正確に説明する
置かれた状況や悩みの内容に関しては、占う前に一度まとめてみると良いでしょう。
辛い悩み程難しいことかもしれませんが、なるべく冷静に自分の感情を交えず状況を整理しましょう。
恥ずかしい事や隠してしまいたい事も、とにかく事務的にまとめるのです。
複雑な状況は箇条書きで書き出してみるのもおすすめです。
3自分の気持ちは正直に話す
状況説明とは反対に「気持ちや願い」については、とことん主観で構いません。
無理かも…と思うような希望も黒い気持ちもすべて話してください。
あなたの望む未来へ進むための可能性を探すのが占い師の使命です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日常生活でもうっかりついてしまう「悪意のない嘘」はありますよね。
それは、保身のためであったり、相手のためでもあるかもしれませんが、占いに嘘は禁物…というより不要です。
占い師は第三者であり、個人情報の守秘義務があります。
そして、占術や力量の差はあれど、あなたの話を真剣に聴き、信じた上で、持ち得る能力を最大限に活かして鑑定を行います。
あなたが納得できる鑑定結果を得られるよう、まずは占い師に正直に伝える事をおすすめします。
あなたの未来に幸せがあふれますように…!