占い師と詐欺師は紙一重!?明確な線引きと騙されないポイント

あなたがネットで買い物をしたり、有料のサービスを受ける際、サイト内のどんな情報が気になりますか?
写真や値段、詳細説明…そして、クチコミやレビューではないでしょうか。
ネットの世界では、実際に商品を見ることができない為、商品サービスに対する他人の「評価」が購入の決め手にもなりますよね。

それは、占い師や占いサイトを探す人にとっても同じで、クチコミ評価は「良質な占い」を受けるための重要な判断材料になっていますが、
時には「占い師を信じたせいで、不利益を被った。あいつは詐欺師だ!」
というような、過激なクチコミを見かけることもあります。

これまで「当たらない=詐欺」かどうかについても触れてきましたが、今回は、占い師と詐欺師の「明確な線引き」について徹底解説いたしますので、今後の判断にお役立ていただきたいと思います。

「占いと詐欺は紙一重?」線引きのポイント

占いと詐欺は紙一重?

「占い」の存在を信じるか信じないか

まず最初に「占い師はみんな詐欺師」というような発言をする方の中には、そもそも「占い」を信じていない人が含まれている事を覚えておきましょう。

世の中に「占いが大好き」という人がいるように「占いなんて信じない」という人もいて、私はこの個人的な価値観の違いは、あって然るべきだと思っています。

占い統計学、歴史、スピリチュアル、リーディング…
占いには、様々な占術や占い師の個々の能力が複雑に絡んでいて、第六感や非科学的な要素は一般的に理解されにくい場合もあります。

占いや占い師自体の存在を許さない・認めない人からすると「占いサービス」という商売は、どうしても詐欺のように感じてしまうはずですし、反対に、占いを信じて積極的に頼ったり、占い結果を参考に活かしている人にとっては、有意義なお金の使い道になるはず。

ただ「証明が難しいから、理解・納得ができないから詐欺という乱暴な意見は少し悲しいですね。
どんなに時代が進んでも、実際に証明できないもの・解明できないことは世の中にあふれています。

・宗教
・心霊/心霊現象
・迷信/言い伝え

これらに対する議論も同じかもしれませんね。
価値観の違いによる「占い師/詐欺師」の議論については、またどこかで…

占いと詐欺は紙一重?

正当な報酬(鑑定料)で占っているか

それでは「信じていたのに不利益を被った。やっぱり詐欺かも」と悩んでいる方や、クチコミを見て不安になっている方へ。
占い師と詐欺師の「明確な線引き」となるポイントを解説していきましょう。

占いに「詐欺」という言葉が絡んでくる場合の多くは「不当なお金」が関わっているからではないでしょうか。

例えば『占いが外れた』という状況があったとします。

  • 無料動物占いが外れた
  • 100円おみくじが外れた
  • 1,000円/10分手相占いが外れた
  • 1万円/30分予約制個別鑑定が外れた
  • 10万円パワーストーン付き鑑定が外れた

あなたが「詐欺」と感じるボーダーはどこでしょうか?
個人差はあると思いますが「無料の動物占い」に対して不安や怒りを感じる方は、ほとんどいないはずです。
金額と期待が高いほど「騙された」という気持ちは強くなりますよね。

しかし、ポイントは「不当な金額」かどうかです。
もし「10万円のパワーストーン付き鑑定」が外れたとして、そのパワーストーン自体に適正な価値があったり、最初から「10万円」という金額説明がされていて、納得して鑑定したのなら、占いという性質上「詐欺」として訴えることは難しいでしょう。

反対に「この鑑定を受けないと不幸に…」と不安や恐怖を煽ったり、「パワーストーンがアクリル製だった」など明らかな不正があった場合は、あなたを騙して10万円を払わせた事となり、それは間違いなく占い詐欺と言えるでしょう。

まっとうな占い師は、あなたの悩みが解決し、自分の元から笑顔で去ってくれることを心から喜び、望んでいます。
もちろん、占う以上は「鑑定料」が発生しますが、あなたの不安や悩みにつけ込む鑑定はしません。
(占いも商売。どんなに時代が変わっても「人の悩み」は尽きないので、無理な鑑定の引き延ばしも必要ありませんし、悩みが解決した人が「良いクチコミ」を広げてくれた方が、よっぽど良いと分かっているでしょう…)

占いと詐欺は紙一重?

サイトのPマークを確認

占いと詐欺の線引きは「不当なお金」が関わっているかどうか…という点について解説しましたが、ここからは騙されないためにチェックすべきポイントをお教えいたします。

あなたが占いサイトを選ぶ際、また「これって詐欺かも」と不安になったら、そのサイトに「個人情報を適切に管理・保護」しているという「プライバシーマーク」が表示されているかを確認してください。

企業が「プライバシーマーク」を取得するには、経済産業省指導のもと、第三者機関による公正かつ厳正な審査をクリアする必要があります。
占い詐欺を働くような企業は、その実態がなかったり、所属する占い師への教育もできていなかったりと、基準が厳しいプライバシーマークを取得することはできないのです。

詳しく「プライバシーマーク」について解説している記事もあるので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

マークの有無によって、サイト・企業として詐欺を働いたり、個人情報を正しく扱っているかも含めジャッジできるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は占い師と詐欺師の明確な線引きと、騙されないためのポイントについて解説しました。

  • そもそも占いを信じず、詐欺と感じる人がいること
  • 詐欺の線引きは、金額や期待度ではなく「不当なお金」かどうか
  • 不安な時にはサイトの「プライバシーマークをチェック」

占いは、辛い気持ちに寄り添い、悩みで身動きが取れなくなってしまった時には新しい道を示し、区切りをつけてくれるような存在
そして、気軽な相談や運試しをしたり、誰かと共有して楽しめるような側面もある、素晴らしいエンターテイメントです。

占いに乗じた詐欺には細心の注意を払いながら、前向きに占いを楽しんでいきたいですね!

あなたの未来に幸せがあふれますように…!

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